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ザク (MS-06F) のモデリング - 胴体 1

ザクのモデリングの続きです。ようやく胴体に取り掛かります。全体のバランスを考えながら、ロフト機能を使って、大体の形を作っていきます。

ザク (MS-06F) のモデリング - 胴体 1_c0232047_4474761.png

参考: ロフト機能を使ったモデリング

# by free-cad | 2012-03-27 10:31 | モデリング

ガラス製の花瓶のレンダリング 2

前回のレンダリング結果の反省から、Creo Elements/Direct Modeling Express でのモデリングを見直しました。ロフト用のワークプレーンを 4 枚から 5 枚に増やし、花瓶の内側もロフトでくり抜きました。ねじれ部分の稜線にもブレンドを適用し、反対に底部をシンプルにしました。また、STL 書き出しの精度を少し落としてから、Blender で 2 個の花瓶を読み込んで、色違いにしました。LuxRender のマテリアル設定も変更しました。いざ、再度レンダリング。

ガラス製の花瓶のレンダリング 2_c0232047_1336655.png

これはなんと、ねじれ部分に不思議な模様が出現しました。意図した結果ではありませんが、気に入りました。全体的にも前回よりは満足のいく結果が得られました。なお、レンダリング時間は、23 時間です。白飛びのようなノイズが消えなかったので、画像編集で塗りました。ついでに、全体的なノイズ除去とレベル補正も行いました。

ところで、Creo Elements/Direct Modeling は、いわゆる機械系の 3D CAD ですが、なにも工業デザインだけに用途が限定されているわけではありません。直感的な操作性は、CAD 初心者やグラフィック系のデザイナーにも優しく、製造とか実用とかを抜きにして楽しむのもアリだと思います。

# by free-cad | 2012-03-24 23:04 | レンダリング

ガラス製の花瓶のレンダリング

前回、Creo Elements/Direct Modeling Express のロフト機能を使って作成した花瓶のモデルを、Blender + LuxRender でレンダリングしてみます。どんな感じに仕上がるかが非常に楽しみです。

まず、Creo Elements/Direct Modeling Express から STL ファイルに書き出します。「保存」ダイアログボックスで「保存対象: 選択」をクリックし、グラフィック領域 (ビューポート) に表示されている花瓶のパーツを選択します。「ファイルタイプ」で STL を選択し、「オプション」をクリックして、「バイナリ」を選択します。図のように、「距離」と「角度」に小さめの値を設定します (これによって、ファイルサイズは大きくなりますが、精細なレンダリング結果が得られます)。

ガラス製の花瓶のレンダリング_c0232047_11174884.png

書き出しが完了したら、ファイルサイズを確認します。今回は 30 MB 程度でした。これでよしとするかは、自分の PC のスペックと相談して決めます。

次に、STL ファイルを Blender にインポートします。スケールと位置を調整したら、床面と壁面を追加し、カメラ位置を調整して、構図を決めます。なお、Blender の「Shading: Smooth」オプションは、今回は使いません。さらに、レンダリングエンジンを LuxRender に切り替えて、マテリアルやライティングなどの設定を行います。適当なところで、ひとまずレンダリングしてみます。

ガラス製の花瓶のレンダリング_c0232047_11353633.png


ひとまずといいながら、40 時間以上も放置。期待を胸に結果を確認するも、いまいちな感じです。

ガラス製の花瓶のレンダリング 2 へ続く。

# by free-cad | 2012-03-18 11:48 | レンダリング

ロフト機能を使ったモデリング

今回は、ちょっと息抜きです。Creo Elements/Direct Modeling Express の「ロフト」コマンドを使ってみます。複数のプロファイルをなめらかな曲面でつなぐことで、複雑な形状を作成できます。各プロファイルは、その位置での断面図として定義します。このロフト機能を使って、ガラス製の花瓶を作ってみます。

ロフトを作成するには、少し準備が必要です。まず、たとえば 4 枚のワークプレーンを用意し、適当な図形を描いておきます。次に、ロフトの通り道を定義するために、各図形の頂点を線で結びます。この線は、マッチライン (ML) と呼ばれます。

ロフト機能を使ったモデリング_c0232047_13254780.png

マッチラインを作成するには、「モデル」グループで「その他」メニューの「ML 作成」を選択し、対応させる頂点を順に選択します。マッチライン作成を完了すると、自動的に s1 (ワークプレーンセット) が作成され、この場合は 4 個のワークプレーンがその配下に移動します。

これで準備完了です。「ロフト追加」を実行します。

ロフト機能を使ったモデリング_c0232047_13264356.png

さらに、「シェル」コマンドでパーツを中空化し、「ブレンド」コマンドで角を丸くしています。

Creo Elements/Direct Modeling Express (無料版) には、材質を割り当てたり、レンダリングを行ったりする機能はありません。したがって、「ガラス製」という表現は、今回はあてはまりません。ただし、特定のパーツや面の色を変えたり、表示を半透明にしたりすることはできます。もちろん、STL ファイルにこれらの属性を含めることはできないので、あくまでも簡単な確認用の機能です。

次回は、LuxRender という強力なエンジンを使って、これをレンダリングする予定です。

ガラス製の花瓶のレンダリング
ガラス製の花瓶のレンダリング 2

# by free-cad | 2012-03-13 10:34 | モデリング

ザク (MS-06F) のモデリング - 頭部 3

動力パイプの保護パーツも難関です。どうやって作るかですが、たとえばパスに沿ってパターンを作成するような機能はなさそうです。ここは地道に、まず 1 個分のパーツを作成し、その共有パーツを動力パイプに沿って配置していくことにします。整列オプションの使い方がよくわからなかったので、とりあえず適当に移動/回転します。目視による位置決めがひととおり終わったら、干渉検出を実行します。

ザク (MS-06F) のモデリング - 頭部 3_c0232047_22571339.png

干渉検出の問題がなくなるまで各パーツの位置を微調整します。

ザク (MS-06F) のモデリング - 頭部 3_c0232047_22574755.png

パーツ間の干渉がなくなったら、少しディテールを追加してみます。1 個のパーツを編集すると、すべての共有パーツに変更が反映されます。

ザク (MS-06F) のモデリング - 頭部 3_c0232047_22582295.png

これは、Creo Elements/Direct Modeling Express 4.0 の拡張リアリズムを適用しています。うーん、もう少し太くしたほうがよかったみたい。

# by free-cad | 2012-03-12 22:35 | モデリング